こういう技法があるというメモ。
カメラの構図・Composition
構図など
三分割法
フレームを縦横それぞれ三分割して、その交差点に被写体を配置するという技法。
日の丸構図
これは真ん中に被写体を配置する技法。
対角線構図
フレームの対角線上に被写体を配置する技法。
被写体のエッジを対角線に沿わせるように配置したり、並んだ被写体が対角線上にくるように配置したりする。
2分割構図
上下で水平に二分割する構図。
空と海や空と花畑などでよくつくぁれている。
額縁構図
窓枠や門や扉や木なんかを額縁のように使い、被写体をその中に配置するという構図。
トンネル構図
額縁構図とセットで使われることもある。
被写体とその周囲との明るさを極端にして撮影する構図。
構図にプラスする
ラインを意識視する
線上に並んでいるものを画面内に配置するという技法。
上述の構図の中に配置することで映える。
被写界深度・ボケを利用する
被写界深度を使うことで上述の構図をより際立たせたりすることができる。
カメラの動き / Camera Movement
固定映像 / Static
動かさない固定映像。
構図を際立たせることが可能。
演技や話の内容に集中させる効果あり。
パン / Pan
Left to Right や Right to Leftなど。
キャラクターや対象物の動きをなぞって追いかけたり、シーンや物語における新しい情報を開示するといった役割。
whip Pan
例えばダンサーと演奏家との間や、指揮者と演奏家のように、同一空間にあるAからBへ素早くパンするというもの。
Tilt
上下のスライド移動。役割はPanと似ており、キャラや対象物を追いかけたり新情報を開示したりする。
Push In
対象物に寄っていく動き。
演技に焦点を当てたり、何かのディテールを開示したり。
PullOut
PushInの反対で対象物から徐々に離れてシーン全体を映すなど・
カット割り
ワンカットが長くなり過ぎないようにする
ワンカットが長いと単調な印象を与えてしまう可能性がある。
別アングルや異なる被写体の映像を交えながら、単調にならないようすることで回避可能。
ジャンプカットをコントロールする
同じような構図で同じ被写体をとらえ続ける映像があるとして、それを所々で区切ってつなげるような映像をジャンプカットという。
それ自体技法として悪いわけではないが、この動画は長いから時間調整ではしょろう的に使うと、チープになってしまう危険性もはらんでいる。
これを避けるために、違う構図をさしはさんだり(特にアングルを変えるだけでなく、ズームや接写を挿入するとか)、異なる被写体の映像を挿入したりなどしてみると、印象が変わる。
Jカット・Lカット
映像と音声のカットのタイミングをずらす方法。
Jだと音声を先に変化させ後から映像が変化、Lだとその逆。
参考動画
オープニング・イントロ
主役に近づいていく演出
映像の主役となる被写体に徐々に近づいていく演出は定番。
テキストを使う
タイトルがない場合でも、映像を簡潔に表現する文言を入れたりすることでよくなる場合あり。
コメント