【Blender】EEVEE でリアルなレンダリングをする際のセッティング・背景とか

いくつか試してみた。現時点での感触を要約すると

①Volumetricで空気感・雰囲気を作る ②LightProbeで間接光をベイクする の2つを合わせてやると、雰囲気作りがはかどる。

HDRIは楽に設定できる利便性はあるが、他のライトと合わせてといった制御をしようとすると、逆に扱いに難しさが出るような気がする。なので個人的にライティングは環境光を使うのではなく、SunLightなりAreaLightなりでやった方がよいと感じている。

背景もHDRIでやると制御が難しいので、下の画像のようにobjectにテクスチャを割り当ててやる方が何だかんだ楽だった。

例1

①SunLightを配置する。
②HDRIで環境テクスチャを設定する。

③RenderPropertiesの ScreenSpaceReflections を有効化する

④LightProbeを配置する。
LightProbe – IrradianceVolumeを選択

ViewPortに四角のプローブ領域が現れるので、サイズを調整して設定したい領域を囲む。

⑤RenderPropertiesのIndirectLightingを開き、 BakeIndirectLighting で間接光をベイクする。
ただベイクする前に環境テクスチャの色味やLightの強弱などはちょうせいしておくこと。

ベイクされた間接光を削除したい場合は Delete LightingCache

EEVEEでリアリスティックなレンダリング — 例2, Outdoor

参考動画

SunLightでやる

①環境光をゼロにする。
WorldPropertiesのStrengthをゼロに。

②SunLightを設置。
Strengthはとりあえず5にするとこんな感じ。

③LightProbeを配置
Add – LightProbe – IrradianceProbeでライトプローブを出し、間接光を描写したい領域を囲む。
Resulutionの設定はデフォルトだと 4*4*4 になっているので、適宜調節。

④LightProbeのReflectionsCubemapを配置
Add – LightProbe – ReflectionsCubemapを出して対象を囲む。

⑤ベイクする

⑥HDRIを出して調整する

例3

①準備
RenderPropertiesの下記項目にチェックを入れておく。

②SunLightを配置。
Strengthは5にして、Angleは35度

ContactShadowsにチェックを入れる

太陽のRotationを変更し、影の向きを調整する。

③HDRI画像を設定。
位置調整をする。

④もや感の設定(ほこりっぽさや霧など。飛ばしてもOK)
Add – Mesh – Cubeを出し、オブジェクトを覆う。

Materialを割り当てる。
PrincipleVolumeシェーダーを出してVolumeに接続する。
Densitiyを 0.001 に、色でもやの色を作る。(Densityでもやの強さを変更可能。)

例4 影の制御

①HDRIで全体の雰囲気を作る。ただEEVEEのHDRIでは影が出ない。

②SunLightを出して影を作成
まずSunLightの位置調整で影の向きを

SunlightのContactShadow二チェックを入れると影がスムーズになるらしい。

例5 室内

①セッティング


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